世界の「マンガ読み」が推しのマンガを選出。世界初となる究極のマンガリスト「2023年に読むべきマンガリスト」が発表
日本を代表する文化はたくさんありますが、そのなかでも「マンガ」はサブカルの中でも中心的な存在でしょう。数多くの作品が英語に翻訳され、クオリティーの高さで海外で高い評価を得ている作品は数多です。そして、海外からみてどのような作品が人気があるのか、というのはとっても興味深いです。
株式会社MyAnimeListが、世界中の”マンガ読み”と共に、日本国内外の出版社・書店と協力し、「海外ファンコミュニティサービス」として世界初となる究極のマンガリスト(※)『You Should Read This Manga 2023(2023年に読むべきマンガリスト)』を発表しました。また、MyAnimeListは海外でのマンガ普及を目的として『You Should Read This Manga』を毎年恒例のイベントとして開催する予定です。
※2023年3月MyAnimeList調べ
「2023年に読むべきマンガリスト」は4部門に分かれていて、部門ごとに読むべきマンガを紹介しています。
“You Should Read This Manga 2023“
2023年に読むべきマンガリストです。2022年に1巻以上海外で翻訳され出版されたマンガ、かつMyAnimeListのManga Ranking・Popular Rankingがともに50位以下のマンガを対象にノミネートされました。主な作品としては「葬送のフリーレン」「薬屋のひとりごと」「ダンダダン」などが入っています。「薬屋のひとりごと」は原作がライトノベルで、コミカライズされた作品ですね。このような形でラノベも海外に進出しています。
“Should be anime“
アニメ化してほしいマンガリストです。過去5年以内にアニメ化作品が発売されていないマンガが対象にノミネートされています。主な作品は「ダンダダン」「SAKAMOTO DAYS」(サカモト デイズ)「アオのハコ」などです。
“Best for beginners“
初心者におすすめのマンガリストです。初めてマンガを読む人でも気軽に楽しめるマンガ(例:巻数が少ない、読みやすい等)がノミネートされました。海外の作品は、日本の漫画とは画風などが大きく異なるため、初めて日本のマンガを読む外国人には違和感を感じる人も多いはず。気軽に読めるマンガは、入り口としてとても大切です。主な作品としては「ブルーロック」「怪獣8号」「その着せ替え人形は恋をする」となっています。
“Unique art/story“
ユニークなストーリー/アートのマンガリストです。熟練したマンガ読者におすすめのマンガがノミネートされました。主の作品は「タコピーの原罪」「来世は他人がいい」「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」となっています。
日本の漫画はサブカルチャーという文化であり、エンタメでもあります。ジャンルも幅広く、多くの人が、国を飛び越えて楽しめるでしょう。そして、親しみやすさは抜群です。日本の漫画、そんな魅力で一杯です。溢れてます。