都内初!免税品店でのお買い上げを直接海外発送。 ~観光庁の消費税免税品「海外直送制度」の活用~

住友不動産グループが今月19日まで、羽田空港第3ターミナル(国際線)直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」で、都内初となる観光庁の消費税免税品「海外直送制度」を実施しています。

海外直送制度とは、訪日外国人旅行者が購入した商品を免税手続を行ったその場所から海外の自宅等へ配送する制度。 移動や帰国の際に免税購入物品を持ち運ぶことがないため、旅行者の利便性が向上します。また、「手ぶら観光」の推進によって、購入消費額拡大につながることを目的としているものです。

出典:観光庁ホームページ

海外旅行で家族や友人などへはもちろん、自分の思い出としてもお土産は非常に重要。さらに免税品は、安く購入できるので外国人観光客の購買意欲も高めることができます。しかし、自分の国や地域まで持ち帰るとかなりの量になることも。その点において、この海外直販制度は非常に有効です。

コロナ禍以前、日本のインバウンドは「モノ消費」から「コト消費」へと外国人観光客の関心が移行している時期でした。それでもモノ消費が全くなることはなく、またアフターコロナが始まった現在では「リベンジ消費」という言葉が使用されるようにモノ消費が再び勢いをつけています。

売るだけではなく、玄関までお届けする時代。コロナ禍を経て、この買物傾向がいっそう強くなりました。お客様の利便性を考えて差別化を図り、インバウンド需要を確実に取り込むことが必要となってきています。