民泊やアパートメントホテルの3月調査結果が発表。ポストコロナの動きが加速

matsuri technologies株式会社が、2023年3月1日以降の宿泊予約データを分析し、結果を発表しました。

調査結果
2022年10月より毎月、訪日客(インバウンド)は増加傾向にあり、3月の調査結果では、先月に引き続き欧米からの訪日客が上位3か国を占める結果となりました。

・国別の宿泊者割合

matsuri technologies株式会社の施設に宿泊した方を対象に国別(自国を未登録の場合は除く)の割合を集計


今回の調査で国別の1位はアメリカでした。ついで2位がカナダ、3位がフランスで、日本は5位となりました。上位3カ国は欧米で、4位のオーストラリアも英語圏です。他にもイギリスやドイツもランクインし、上位10カ国中、欧米、オセアニア圏の国が6カ国を占める結果となりました。

民泊やアパートメントホテルを利用する割合は、インバウンドで日本にやってくる外国人観光客数とは大きく異な異なっています。2023年2月の訪日外国人数は、1位が韓国、2位が台湾、3位が香港でした。民泊・アパートメントホテルは、アジア圏よりも欧米・オセアニア圏からの観光客が積極的に利用していることが分かります。

平均滞在日数

3月の平均滞在日数は3.94日となりました。昨年と比較すると旅行者の動向が活発であり、引き続きインバウンドの需要回復が加速していきそうです。民泊やアパートメントホテルは、集客において旅館やホテルとは異なる戦略が求められるので、これからの夏休み・バカンスシーズンに向けて準備を整える必要があります。