コロナ水際対策、5月8日に終了へ。インバウンドはさらに加速へ
日本政府は、コロナの水際対策を5月8日に終了することを発表しました。
これは、新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」への移行に伴ったものです。現在は、陰性かワクチン3回目接種のどちらかの証明書を提示する必要がありますが、撤廃されることになりました。
また、中国(香港・マカオを除く)からの直行旅客便で入国する方達に対しては、臨時的な措置として現在実施している「サンプル検査」は継続しますが、4月5日以降はこれまでの措置である「出国前 72 時間以内に受けた検査の陰性証明書の提出」に替えて、「出国前 72 時間以内に 受けた検査の陰性証明書」又は「ワクチンの接種証明書(3回)」 のいずれかを提出することへと変更となりました。
一方で、新たな感染症の流入を平時においても監視するための「感染症ゲノムサーベイランス (仮称)」を5月8日に開始します。これは、発熱などがある入国者から任意で検体を採取し、ゲノム解析にかける措置です。成田、羽田、中部、関西、福岡の5空港で実施するとしています。
ようやく、入国規制が撤廃されることになりました。水際対策が終了することで、インバウンドはもちろん、一般ビジネスから国際交流までの正常化が見えてきました。コロナ感染の終焉と、コロナ前と同じ日常が一歩一歩戻り始めています。